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冊子「拉致監禁」シリーズ 3 反対派の悪辣な手口
2 反対派の手口
6.改宗の失敗
高澤牧師は、改宗失敗の原因を挙げていますが、一番多い理由は統一教会信者の偽装脱会であり【注91】、その他、統一教会信者による奪回【注92】、親が子供を解放する場合【注93】であると証言しています。
監禁は極めて厳重であるため、一度監禁されれば監禁場所から脱出することは極めて困難となります。そこで、信者はやむなく偽装脱会することとなります【注94】。ところが高澤牧師も、これまで何人かの信者が偽装脱会によって監禁から脱出したことを踏まえて、信者が脱会を申し出た場合に、それが偽装脱会か否かを見極めるためいろいろな角度から確認をするというのです【注95】。例えば、他の信者の居場所を牧師に自発的に話すかどうかなどを見て、偽装脱会か否かを確認していくと証言しています【注96】。
なお、無事解放された信者の中で、脱会を申し出た際、高澤牧師が「そうか、もし嘘だったら僕があんたを刺しに行くで!」と凄んだことを証言する者がいます。しかし、高澤牧師はこの件について認めませんでした【注97】。
■引用調書の出典について
高澤牧師の調書の引用に際して、冒頭に記されているA〜Dのアルファベットは、以下の尋問調書を指します。
A 平成八年一月二十三日付の第一回尋問調書
B 平成八年三月二十六日付の第二回尋問調書
C 平成八年五月二十一日付の第三回尋問調書
D 平成八年七月九日付の第四回尋問調書
なお、第一回、第二回尋問は主尋問であり、第三回、第四回尋問は反対尋問です。
- 【注91】A-17頁13行〜18頁3行
- 【注92】A-19頁
- 【注93】A-19頁13行〜20頁5行
- 【注94】C-15頁9〜13行
- 【注95】D-13頁4〜10行
- 【注96】C-26頁2行〜28頁1行
- 【注97】D-13頁11行〜14頁10行
3 反対派の悪辣な手口
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