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冊子「拉致監禁」シリーズ 3 反対派の悪辣な手口

3 手口を裏付ける田口民也氏の著書『統一協会 救出とリハビリテーション』より

第4章 統一協会からの救出・具体的方法


救出のフロー≪PDF版≫

注1 統一協会に関する出版物

注2 キリスト教に関する書物

注3 小さい時から特に敬慕しているおじ、おばはいないか。その人の指示は受けやすい。

また親戚や友人に統一協会の恐ろしさを知らせ、協力を依頼することは(少なくともその範囲に)新しい被害者を出さないことになるばかりではなく、親戚、友人の絆を以前にもましてしっかりしたものにするのに役立つ。

注4 家(部屋)を探すときに考慮すべきこと。

契約時の注意

以下、マンションを借りた場合

以下、マンションを借りた場合

注5 什器、備品について(必要なもの)

そのほか、こまごました日用品は、あとからコンビニエンス・ストア、ホームセンターで買えばよい。

注6 食料について

注7 救出前日までの準備について

注8 救出の決行について

注9 救出後の対応について

この期間は二週間続く。

とにかく相手が心を開くようなことをし、それで効果がない時は今度は徹底的に詰問して、相手が怒りを爆発させるようにする(この時、あまり親しくない他人はいないほうがよい)。この両極端の態度をうまく使い分けることが肝心のようだ。親はおどおどしないようにする。とにかく本人が、このままではいつまでも出られない、説得者の話を聞くしかないと早く悟るようにさせる。(ただし、この時点では本人は、やってきた説得者や牧師を論破してやろうと、また意気盛んである。)

この期間が二〜三週間続く。親は、朝から晩まで顔をつき合わせているので、しまいには何を話してよいかわからなくなってしまい、疲れてくる。しかしここががんばりどころである。もうすぐ説得者が来てくれることを思い、力を出す。

その際、留意点として示されていることは、

補足説明

田口民也氏は、救出のフロー(図解)の3ページ目で「わかってくると、(信者は)眉間にしわを寄せて考えることがなくなり、顔つきが穏やかになる。夜、寝ていて、うなされることがなくなる」などと説明しています。信者が、脱会説得を受け入れれば、心が平穏になるというのです。ところが、同ページで「この後も……フラッシング、心のゆらぎなど問題は続く」と矛盾することを述べています。

長年、脱会説得に携わってきた杉本誠牧師(日本基督教団)は、元信者が脱会後に問題をかかえるケースが多々あることを証言しています。2007年11月17日「キリスト新聞」に、次のように記されています。(31頁の挿入写真を参照)

 「救出されることによって『心に傷を受けていく人もいる』のは事実だと(杉本牧師は)話し、それが避けられるかどうかは家族カウンセリングにどれだけ時間をかけたかに尽きると語った。脱会させた後、家族はバラバラ、親子関係は滅茶苦茶になるなど悲惨なケースも多々ある」「救出カウンセリングは脱会しただけで終わるものではなく……『脱会後のケアが家族にとってどうできるかということを視野に入れた取り組みが求められている』と(同牧師は)語気を強めた」

このように、悲惨なケースが多々あるために、脱会後のケアが極めて重要であると言うのです。

田口氏が「顔つきが穏やかに……うなされることがなくなる」と述べたのは、これから監禁を実行する親族を安心させるために、あえて事実に反することを述べたと考えられます。実際に、脱会後、PTSDなどの深刻な被害で苦しみ続ける元信者が多数存在しています。

また、田口氏は「注7 救出前日までの準備について」の「参考1 拉致監禁について」の項目で、「近時点において、不正・違法行為に走ることが明らかな子どもを親が隔離監禁することは、法律上緊急避難として犯罪にならない」と説明します。

しかしながら、2000年4月20日の衆院決算行政監視委員会で、桧田仁自民党衆院議員(当時)が信教の自由に関して、「拉致、監禁、暴行、傷害罪など刑事罰行為に触れる行為は、たとえば、親子や夫婦なら問われないということがあるか」と質問したのに対して、当時の田中節夫警察庁長官は「親子や親族であっても、刑罰に触れる行為があれば、何人に対しても法と証拠に照らし厳正に対処する」と述べています。

信教の自由は、たとえ親族間であっても一方的に踏みにじることは許されない行為であるという事実を明確に知っておかなければなりません。

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3 反対派の悪辣な手口
  1. まえがき
  2. 反対派の手口
  3. 手口を裏付ける田口民也氏の著書
    『統一協会 救出とリハビリテーション』より
  4. 反対派の情報に翻弄された両親
    −統一教会の真実を知り、親娘が和解−
冊子・ビラ・書籍
我らの不快な隣人
人さらいからの脱出
日本収容所列島
踏みにじられた信教の自由
「原理講論」に対する補足説明
冊子「拉致監禁」シリーズ1
痛哭と絶望を超えて
冊子「拉致監禁」シリーズ2
その時警察はどう動いたか
冊子「拉致監禁」シリーズ3
反対派の悪辣な手口
はじめに
反対派の手口
手口を裏付ける田口民也氏の著書『統一協会 救出とリハビリテーション』より
反対派の情報に翻弄された両親−統一教会の真実を知り、親娘が和解−
強制改宗をくつがえす統一神学
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