情報を確かめてみる
統一教会信者に対する拉致監禁事件。そこには拉致監禁される被害者と、拉致監禁する加害者が存在します。表向きは「家族の問題」とされていますが、実際には背後で犯行を指導する首謀者達がいます。まずは直接の情報で事実をご確認ください。
被害者の声
拉致監禁の被害に遭われた方々の証言です。いつ、どこで、誰に、どのようにして拉致監禁されたのかが詳しく記載されています。拉致監禁の実態だけでなく、その中で受けた被害者の苦痛、そしてこれ以上新たな事件が発生してはいけないという訴えが綴られています。
有識者の声
拉致監禁の事実を知り、その撲滅のために声を上げてくださった国会議員、大学教授、宗教者など有識者の発言を集めました。
- 元外交官 文筆家 佐藤 優
- 元衆議院議員。日本医師会参与 桧田 仁
- 京都大学名誉教授 渡辺久義
- 元宮崎県宗教者懇話会会長 曹洞宗 僧侶 美原 道輝
- 米国大使 ダニエル・H・ガレット
- デンバー大学シュトゥルム法科大学 国際人権法・擁護センター ニコール・ブレーク・リルス
- 宗教および公共政策研究所
国際社会からの非難
日本で行われている拉致監禁・強制棄教について、国連、人権NGO、米国務省が取り上げたものを紹介します。
冊子・ビラ・書籍
拉致監禁問題に関する書籍、冊子やビラの紹介です。それぞれのレビューと入手方法が書かれています。
- 我らの不快な隣人 統一教会から「救出」されたある女性信者の悲劇
- 人さらいからの脱出 違法監禁に二年間耐えぬいた医師の証言
- 日本収容所列島―いまなお続く統一教会信者への拉致監禁
- 踏みにじられた信教の自由
- 「原理講論」に対する補足説明
- 冊子「拉致監禁」シリーズ1 痛哭と絶望を超えて
- 冊子「拉致監禁」シリーズ2 その時警察はどう動いたか
- 冊子「拉致監禁」シリーズ3 反対派の悪辣な手口
- 強制改宗をくつがえす統一神学
- パンフレット 現代の「ホロコースト」拉致監禁・強制改宗!
新聞・メディア情報
拉致監禁問題を取り上げた国内外のテレビや新聞、雑誌などを紹介しています。
緊急リポート 消えた婚約者
拉致監禁 侵された信教の自由
- 12年余耐えた後藤徹さん 家族の背後に強制改宗屋
- 実態暴露した小出浩久さん 拉致現場に現れた弁護士
- 3度拉致された小林宗一郎さん 「家族の問題」と警察動かず
- 後遺症に苦しむ野副牧人さん 3階から飛び降り脱出
- 組織立ち上げ社会に訴え 累計4000人に及ぶ拉致被害者
続・拉致監禁 侵された信教の自由
世界学生新聞 号外 1993.5.15
- 山崎浩子さん改宗問題を考える
誰が2人を引き裂いたのか - マスコミよ、いつから神になったのか ジャーナリスト・坂上史朗
- 拉致監禁は刑法違反 逮捕・監禁罪、強要罪だ
- 改宗グループも認める犯罪性 反統一教会派にするまで改宗続く
- ハッサン氏の経歴 浅見氏による捏造の疑いも
- スティーブン・ハッサン著 マインド・コントロールの恐怖
- インタビュー 宗教運動に関するアメリカ会議会長 マーティン・ボーデロン氏
- ディプログラマー
- 飯干晃一「われら父親は闘う」を斬る
韓国ニュース報道
- 2011.2.17 韓国・世界日報
日本女性の失踪事件を報道
失踪中の日本人婚約者を探す韓国人男性が婚約者の両親に手紙を送付 - 2010.3.19 ニューシス報道
日本人統一教会員婦人団体、「信徒の拉致監禁を告発する」 - 2010.3.17 ニュース天地報道
「拉致監禁の恐怖」で実家にも行けない統一教徒 - 2010.3.24 ニュース天地報道
統一教会信者拉致監禁の嘆願書を日本大使館に提出 - 2010.3.23 ニュース天地報道
統一教会の拉致監禁対策委が日本大使館に嘆願書を提出 - 2010.3 ブレイクニュース報道
「拉致の恐怖」日本に行けない統一教会日本婦人たち - 2010.3 ブレイクニュース報道
韓国に来た統一教会の日本女性7千人、拉致の恐怖 - 2010.3.23 連合ニュース報道
日本政府は統一教会員に対する拉致監禁の対策を! - 京郷新聞報道
日本政府は統一教会員に対する拉致監禁の対策を! - セゲイルボ(韓国世界日報)報道
拉致監禁の恐怖で祖国にも帰れず・・・ - 2010.3.22 日曜ソウル報道
衝撃の事態 日本のキリスト教団体の統一教会弾圧 - セゲイルボ
「宗教人の拉致」目をつむる日本(1):数ヶ月〜数年間監禁して「改宗」強要 - セゲイルボ
「宗教人の拉致」目をつむる日本(2):12年5ヶ月間監禁された後藤氏の証言 - セゲイルボ
「宗教人の拉致」目をつむる日本(3):特定の宗教を信じるという理由で家族関係切り、心の恨(ハン)に - セゲイルボ
「宗教人の拉致」目をつむる日本(4):「家族問題」を通り越し社会公論化法的解決を求める
韓国SBS
海外のニュースメディア
動画映像
12年5ヶ月の拉致監禁から生還した後藤徹氏のインタビューをはじめ、知られざる現代の宗教迫害、統一教会信者4300人への拉致監禁・強制改宗の真実の映像等、拉致監禁問題に関連動画の紹介です。被害者の生の声を聴いてください。
拉致監禁、棄教強要問題の経緯
統一教会信者に対する違法な拉致監禁。棄教強要活動は、1970年代半ば頃から全国化しました。当初は精神病院に違法に強制入院させる手法が用いられ、信者は精神病でもないのに薬を飲まされ注射を打たれ、解放後も後遺症に苦しむという事例が多発しました。しかし、被害者が人身保護請求訴訟などの法的手続きによって解放される事例が相次いだり、被害者が解放後に精神尿員の院長を相手に損害賠償を求める民事裁判で勝訴したことなどから、精神病院に強制入院させる手法は減少してきました。
1980年代半ばからは、キリスト教牧師等、脱会専門家が教会の牧師館やマンションの一室、ビジネスホテル等に統一教会信者を監禁して脱会させるよう手法が、全国的・組織的に採られるようになりました。こうした被害は止むことを知らず、1990年頃からは、毎年200件から300件を越える被害が報告されるようになりました。関与する牧師は、殆どがプロテスタント系の牧師で、高澤牧師のような福音派の牧師と日本基督教団の牧師とに大別されます。
信者は一度監禁されると統一教会の信仰を完全に失うまで絶対に解放されず、監禁期間は通常1ヶ月から半年、長い場合には1年から2年を超える場合もあります。密室での犯行であるため事故も生じ易く、高層マンションのベランダから脱出を図った男性信者(当時25才)が監視していた者と揉み合って転落し、瀕死の重症を負ったのに解放されなかった事例(1996年10月佐賀県唐津市)、夫と引き裂かれて監禁されていた女性信者(当時27才)が監禁中に自殺を図り翌日病院で死亡した事例(1997年7月12日京都市北区)、といった極めて異常な事例が相次いでいます。更に長期間に亘る監禁から何らかの方法で脱出できたとしても、被害を受けた信者は監禁中に極度の緊張状態を強いられ、長い場合には1日6、7時間にも及ぶ一方的な強席的説得を受けるため、監禁から脱出後もPTSD(心的外傷後ストレス障害)などの障害に苦しむ事例が多く報告されています。
警察の対応
警察は、これまで監禁事件に接しても監禁犯等を逮捕する等の、取締りを一切行ってきませんでした。拉致監禁の現場で被害者から救出要請を受けても無視したり、極端な事例になると、拉致監禁行為を行う監禁犯等に加担するなど、警察自らが明らかな違法行為を行うという事例もありました。警察のこうした態度から、脱会専門家等は「統一教会信者に対しては何をしても許される」と公言し、信者の父兄等を一層けしかけました。このため反抗態様は悪化の一途を辿りました。