統一教会の信者に対する、拉致監禁・強制改宗について、その根絶を求めます。改宗グループも見つめる犯罪性
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新聞・メディア情報


世界学生新聞 号外 1993.5.15

改宗グループも見つめる犯罪性
反統一教会派にするまで改宗続く

改宗グループには「救出のためのマニュアル」というものが存在する。それはこんな書き出しで始まっている。 「統一教会からの救出活動は、基本的には宗教と信仰や信念に関する闇題であり、日本国憲法第三章19条、20条において保証さ.れている個人の信教の自由であり、個人の尊厳にかかわる閾題となってくる。したがっ.て安易な姿勢でこの問題に取り組むことは、厳に慎まなければならない。 今までにこのような心構えと認識が不十分であったために、田幾多の訴訟問題に発展し、問題の解決を一層困難にする事態が起こっている」。彼らも、自分たちの行為に、犯罪性が強いことを認めていると見ることができよう。
強制改宗は、犯罪であるため告訴される危険をはらんでいる。そのため、失敗は許されない。今回、ある日本基督教団の牧師が「杉本牧師が山崎さんの説得をはじめたという情報は、私たちにもすぐに伝わりました。成功は確信していましたが、万が一、失敗したらと思うと緊張で体が震えました」と洩らしている(日刊スポーツ四月二十六日付)ように、彼らの命取りになる可能性があるからだ。
そのため、単に脱会させるだけでは不十分で、改宗グループの信者(または反統一教会派)になるまで改宗は続けられる。
「救出のためのマニュアル」にも・・・統一教会から脱会させることだけが決して問題の解決にならないことを救済者自身が考えておかなければならない」とあり、脱会させた上で、改宗グループの信者になるまで解放しない。

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