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『日本宗教の闇 - 強制棄教との戦いの軌跡』室生忠 著作集
日本宗教の暗部を理解するための貴重な“資料”
2017年4月8日発行
【著者紹介】
室生忠(むろう ただし) : 1944年、茨城県生まれ。フリージャーナリスト。1968年に中央大学法学部を卒業して執筆活動に入る。宗教を中心に青少年問題、薬物問題、都市伝説などの現代社会の諸テーマに取り組み、とくに新宗教、新々宗教、ニューエイジなどに詳しい。著書、編著書、共著に『宗教パワーと世界政治』『新人類と宗教』『対論・オウム真理教考』『都市妖怪物語』『覚せい剤』(三一書房)『若者はなぜ新・新宗教に走るのか』(時の経済社)『死の復権』(すずき出版)『危機を乗り越え心の道場』(ダイヤモンド社)『大学の宗教迫害』(日新報道)その他多数。
【内容紹介】
宗教的マイノリティを対象にした、物理的強制力を伴う“許されざる脱会説得”。強制棄教の根絶を目指す戦いの軌跡を追い、その人権侵害の実態を告発・批判した原稿を集成。『月刊財界にっぽん』掲載等を編集。
本書は、筆者が2000年から2016年にかけて『月刊財界にっぽん』『月刊創』を中心に筆者のホームページ『室生忠の宗教ジャーナル』等に執筆した、強制棄教の“根絶”を目指す“戦いの軌跡”を追うと同時に、その人権侵害の実態を告発、批判した一連の原稿を整理、編集した著作集です。著者が執念で追い続けてきた強制棄教の実態が、その迫真かつ冷静な筆致で全517ページの二段組みに記されている。強制棄教問題を深く研究するのに最適の本です。
第1章 総論
第2章 『連載・知られざる「強制改宗」めぐる攻防』―拉致監禁・強制棄教の問題提起
第3章 富澤裁判、エホバの証人裁判、アントール裁判の顛末
第4章 室生忠VS浅見定雄・名誉毀損裁判
第5章 依然として執拗に起きた「隔離説得」事件
第6章 軌道に乗る「拉致監禁」根絶運動の迫力―国内編
第7章 軌道に乗る「拉致監禁」根絶運動の迫力―国際編Ⅰ
第8章 国際人権NGO「国境なき人権」レポートの衝撃
/ついに世界の俎上にあがった日本の「強制棄教」問題―国際編Ⅱ
第9章 拉致監禁の根絶キーポイントはPTSD問題
第10章 後藤徹・拉致監禁強制棄教裁判の歴史的顛末
第11章 拉致監禁・強制棄教の根絶を阻害する警察・検察
最終章 日本の強制棄教は“プレ根絶”宣言のレベルに