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8月6日シンポジウム ドキュメント「怒涛の1週間」
8月6日のシンポジウム、「鈴木エイト氏“宗教ヘイト”発言を糾す」は無事に終了いたしました。
ゲストスピーカーの国際弁護士の中山達樹先生、ノンフィクション作家の福田ますみさん、そして韓国から急遽来日していただいた拉致監禁被害者のTさん。また、3日という準備期間で協力して下さった、全国 拉致監禁・強制改宗被害者の会および家庭連合の信徒の皆さま、シンポジウム開催のため、ご尽力いただいき心から感謝申し上げます。
【怒涛の一週間】
7/30からシンポジウムが行われた8/6までの一週間は、怒涛の一週間でした。
鈴木エイト氏の「ひきこもり」「どうでもいい」発言、そして、その後、彼がTwitter(X)に書き込んだ一連のツイート。当会関係者の間で「これは放置できない」との声が上がり始めた。
「この発言は酷いよ」「放置できない」「なにかやろう」
私も気持ちが高ぶり、
「みなさん、近々、家庭連合(旧統一教会)信者、拉致監禁、脱会強要被害 決起集会?
えーい、もう何でもいいや。とにかく何かやりましょう!もう、黙っておれんわ!」
と8/3日の朝にtweet。
国際弁護士の中山達樹弁護士は、エイト氏の一連の発言を知り「何かやるべき」と瞬時に反応。鈴木エイト氏に質問した福田ますみさんも「やりましょう!」と即断された。
私は急遽、韓国在住の拉致監禁被害者、女性信徒Tさんに連絡した。Tさんは、突然の電話にはじめは驚いていた。しかし、経緯を話すと「私、行きます!」と決断して下さった。彼女が被った悲惨極まりない拉致監禁被害。あの悪夢がまた勃発するかもしれない。誰よりも拉致監禁、強制棄教の苦しみを知るTさんが急遽来日することになった。
「シンポジウムをやろう」「やるなら早い方がいいよ」
結局、次の日曜日、8/6(日)に行うことが決定。
決まったのが開催日の3日前。
テーマが決まった。
緊急特別シンポジウム 「鈴木エイト氏“宗教ヘイト”発言を糾す」
【鈴木エイト氏・ヘイトはしない】
やるべきことはあまりにも多い。手分けをして、方々に手配。
今回は家庭連合の協力無くしては難しい。
会場は本部2階の礼拝堂。準備には多くの信徒の皆さんが協力して下さった。
それにしても、開催まで3日。
主催者の挨拶、プレゼン、どうするか、何を話すか…
決めたはいいが、血の気が引いた。何せ、生配信でアーカイブも残る。
決めた日から、緊張のあまり「おえっ、おえっ」と、えずきが止まらなくなった。
他のスピーカーの皆さんも、たいへんだったようだ。
それはそうだ。
「3日後にプレゼン、お願いします」こんな無茶ぶりは非常識。
皆さん、それだけをやっているわけではない。他にも仕事がある。
でも、もうやると決めた。
これは放置できない!
皆さんの思いは一つとなった。
シンポジウム開催にあたり、まず、私が意識したのは「意趣返しになってはいけない」、ということ。
鈴木エイト氏の発言は到底許すことができない。
彼がTwitter(X)に書き込んだ、
「「拉致監禁だ!強制棄教だ!」と被害者面でアピールしているだけ」
「『被害者アピール』は取り上げる価値もなく『どうでもいい』こと」
その発言を放置すれば新たな拉致監禁を誘発する恐れがある。
何よりも拉致監禁によって深く傷ついた被害者の心を蹂躙し、拉致監禁被害者を侮辱し愚弄する発言だ。
しかし、それに対し、憎しみで返してはいけない。
憎悪は新たな憎悪を生む。きりがない。
「鈴木エイト氏・ヘイトはしない」を関係者の間で共有した。
【鈴木エイト氏の本性が露わに】
今回のシンポジウムで改めて拉致監禁被害の深刻さ、悲惨さが共有できたと思います。
監禁中に自殺した若き女性信徒
脱会説得者にレイプされて泣く泣く告訴を取り下げた女性信徒
拉致監禁の後遺症のPTSDで地獄の苦しみを味わった女性
そして、20人もの男に集団で襲撃され、1年3か月にわたって監禁された韓国在住のTさん。
この拉致監禁、脱会強要という深刻な人権侵害に対し
「被害者面でアピールしているだけ」
「どうでもいいこと」
と言い放つ鈴木エイト氏。
いよいよ彼の本性が露わになってきているのではないか。
多くの拉致監禁被害者のみなさんも会場に駆けつけてくださった。
お話を聞くと、皆さん、鈴木エイト氏の発言に対し、激しく憤りと怒りを表明されていた。
少しでも多くの方に今回のシンポジウムの映像が届いて欲しい。
二度と悲惨な拉致監禁、脱会強要の被害者を出ないためにも。
●8月6日のシンポジウム、「鈴木エイト氏“宗教ヘイト”発言を糾す」
https://www.youtube.com/watch?v=LRYwSgbIMow&t=478s
代表 後藤徹