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「家族の話合い」を装った拉致監禁事件の黒幕について、被害弁連弁護士が衝撃告白!
過去に「青春を返せ裁判」で統一教会と争ったこともある、伊藤芳朗弁護士(東京弁護士会所属)が、ルポライター・米本和広氏の取材を受けました。伊藤弁護士は、被害弁連(全国霊感商法対策弁護士連絡会)の幹部として元信者や家族から被害相談を受けてきた弁護士でもあります。
インタビューの内容は陳述書として、12年5ヶ月間にわたり、拉致監禁された後藤徹・当会代表が加害側を提訴した民事裁判に原告側から提出。「拉致監禁被害者後藤徹氏の裁判を支援する会 」のブログにその全文が掲載されています。
インタビューの中で伊藤弁護士は、統一教会員の脱会活動に深く関わったとされる宮村峻氏の行状について証言。「現役の統一教会信者を車のバンで後ろから尾行し、スキを見て捕まえて、無理矢理車に連れ込んで、そのまま事前に用意したマンション等の一室に連行して監禁し、信仰を失うまで外に出さない、という方法」等、「宮村氏が常習的にやっている脱会説得の手法」について「法的には明らかに逮捕監禁罪にあたる違法行為」と断定しています。
また、宮村氏が主宰する「水茎会」(統一教会信者の脱会を希望する父兄らの会)が徴収する会費や脱会説得の謝礼金など合わせて、当時概算で月額300万円の収入を得ていたことを証言。会計報告がなされていなかったことまで明らかにしました。
続いて、被害弁連の事務局長で、現在、後藤裁判にて宮村被告側代理人の山口広弁護士について、
「――山口広弁護士は、宮村氏が拉致監禁説得をしていることを知っていましたか」と尋ねられた伊藤弁護士は、
「もちろん!です」と断言しています。
伊藤弁護士の証言の中には、拉致監禁による脱会説得で、統一教会を脱会したとみられているAさん が、統一教会と国を相手取り4300万円の損害賠償訴訟を起こした(2012年7月)裁判 における原告代理人、紀藤正樹弁護士に関する部分も含まれています。
証言によると、先述の宮村氏と「親しい間柄」とされる紀藤弁護士に対してのみ、宮村氏が高額事件の依頼を回し、紀藤弁護士はそこから発生する弁護士報酬によって「潤っていた」ということです。