新着情報
2012年4月20日
宇佐美隆さん控訴審・第一回公判が開かれました。
4月19日、宇佐美隆さん(44)の控訴審・第1回公判が東京高等裁判所にて開かれました。当日は、42名の傍聴席に対し、72名の傍聴希望者が列をつくりました。
始めに、被告人である宇佐美さんが証言台に立ち、判事から本人確認を受けました。続いて、弁護側が控訴趣意書を提出。訴訟手続きにおける法令違反や被疑事実における事実誤認および法令適用の誤り、または認定すべき証拠物が認定されなかったこと等指摘し、一審判決の破棄を求めました。
それに対し検察側は、「控訴の理由がないと思慮し、棄却を求める」と反論。続いて、元婚約者の状況について、被告人の認識形成に影響を与えたとされる「拉致監禁・強制改宗」関連の書籍などの証拠物の採用や被告人質問を弁護側が求めるも、検察側からは「関連性が無い。あったとしても乏しい」と不同意が表明され、判事によって却下されました。
最後に弁護側が、控訴趣意書に明示された「突如失踪した婚約者を捜索、または意志を確認」しようとした宇佐美さんの動機について審理の精査を求めました。
事件の背景や複雑さが継続して指摘される一方、同控訴審はわずか1回の審理で判決というスピード審理であることも判明。次回、5月24日午前10時から720号法廷で、判決言い渡しが行われます。
なお当日の傍聴は今回同様、抽選になる可能性がありますので、東京高等裁判所の裁判所傍聴券交付情報をご確認下さい。
始めに、被告人である宇佐美さんが証言台に立ち、判事から本人確認を受けました。続いて、弁護側が控訴趣意書を提出。訴訟手続きにおける法令違反や被疑事実における事実誤認および法令適用の誤り、または認定すべき証拠物が認定されなかったこと等指摘し、一審判決の破棄を求めました。
それに対し検察側は、「控訴の理由がないと思慮し、棄却を求める」と反論。続いて、元婚約者の状況について、被告人の認識形成に影響を与えたとされる「拉致監禁・強制改宗」関連の書籍などの証拠物の採用や被告人質問を弁護側が求めるも、検察側からは「関連性が無い。あったとしても乏しい」と不同意が表明され、判事によって却下されました。
最後に弁護側が、控訴趣意書に明示された「突如失踪した婚約者を捜索、または意志を確認」しようとした宇佐美さんの動機について審理の精査を求めました。
事件の背景や複雑さが継続して指摘される一方、同控訴審はわずか1回の審理で判決というスピード審理であることも判明。次回、5月24日午前10時から720号法廷で、判決言い渡しが行われます。
なお当日の傍聴は今回同様、抽選になる可能性がありますので、東京高等裁判所の裁判所傍聴券交付情報をご確認下さい。