統一教会の信者に対する、拉致監禁・強制改宗について、その根絶を求めます
よくあるご質問

Q&A

日本共産党は、統一教会および国際勝共連合に対し敵意をむき出しにし、目の敵にしていますが、そこに至るまでに、どのような攻防の歴史があったのでしょうか?

統一教会および国際勝共連合を壊滅させることは、左翼勢力の目標となっています。前述したように、1978年6月、日本共産党の宮本顕治委員長(当時)は、統一教会の関連団体・国際勝共連合に対し、「勝共連合退治の先頭に立つ」(『赤旗』)と宣戦布告しますが、68年から78年までの10年間、勝共連合と共産党の間で、さまざまな攻防がありました。

日本の共産化の危機は、終戦以降、何度かあったと言われます。特に60年、70年安保闘争の頃は、学生や青年層に左翼勢力が浸透し、共産主義革命が実現しそうな勢いがありました。

この日本の危機的状況を打破しようと、68年に創設された国際勝共連合は、国内で勝共運動を推進しました。会員らは主要都市の駅前や街頭にくり出し、共産主義の間違いを訴え、啓蒙活動を展開していったのです。そして70年9月、武道館で2万数千人を集めて「WACL(世界反共連盟)世界大会」を開催し大成功を収めました。

また、72年4月、宮本委員長に12項目の「公開質問状」を送付しました。しかし返答がないため、6月6日、日本共産党本部に行って「公開討論会に応ぜよ」と要望書を手渡し、渋谷と新宿の駅頭で街頭討論会を準備して待ちました。しかし日本共産党は無視し続けたのです。

ところが6月22日、毎日テレビ放送(現在のテレビ東京)が『ドキュメント・トーク』という番組で、共産党と公開討論をやって欲しいと要望してきました。勝共連合はそれに応じますが、共産党はこれを拒否。結局、番組は流れてしまったのです。そればかりか、勝共連合が共産党員の必読教科書『共産主義読本』を批判すると、共産党は批判された個所の書き換えや削除をし、出版し直しました。なおも批判を続けると『共産主義読本』を絶版にして、共産党は理論戦で完全に敗北したことを自らの手で証明する結果となったのです。

以上の経緯から、共産党は78年3月、『原理運動と勝共連合』を出版し「日本の民主勢力は彼らを、理論的にも、実践的にも追いつめ、その活動の余地が存在しえないように追求していかなければならない」(131頁)と訴えるまでに至ったのです。その翌月、京都府知事選挙での共産党敗北があります。勝共連合によって、28年間にわたって支配してきた京都府政が倒れたため、宮本氏は「勝共連合退治」を呼びかけ、躍起になって乗り出したのです。

実は、京都府出身のジャーナリスト・有田芳生氏は、学生時代、共産党の学生組織・民主青年同盟(民青)に所属し、その後共産党に入党。有田氏の父は共産党京都府委員会副委員長で、89年の参院選で比例区名簿に名を連ねたほどの人物です。有田氏も大学卒業後、共産党系出版社に入社(77年)しており、親子2代続く熱心な共産主義活動家です。勝共連合および統一教会を批判し続ける有田氏は、いわば宮本路線を踏襲しているのです。

また、反対牧師の脱会説得で棄教した元信者の裁判を担当する弁護士にも、左翼思想からくる政治的意図があることを知っておく必要があります。

  • 我らの不快な隣人

    ルポライター米本和広氏が、拉致監禁によって引き起こされたPTSD被害の実態をレポート。

    ►第6章 掲載
  • 人さらいからの脱出

    世にも恐ろしい「人さらい事件」に関わった弁護士、牧師、マスコミ人らの非道な実態を実名で白日のもとにさらす。

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